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    • #356 返信
      jaecs2023
      キーマスター

      「辞書編集におけるコーパス利用の現状と今後の展望」のディスカッション・フォーラムです。
      https://jaecs2023.sakura.ne.jp/WP/symposium/

      ご質問があれば、ご遠慮なく書き込みしてください。

    • #358 返信
      jaecs2023
      ゲスト

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    • #379 返信
      中西のりこ
      ゲスト

      たいへん興味深いご講演をありがとうございました。コーパスを元にしつつも、頻度だけで優先順位を決めることもできないという事情に深く共感しました。
      その流れで、例えば今回、convict の動詞形の用例についてお話くださりましたが、「名詞形と動詞形のどちらを先に掲載するのか」についてはいかがでしょうか。最近の辞書ではアイコンをクリックすると発音を聞くことができるものが多いですが、学習者は語を検索して最初に出てきたものの発音アイコンをクリックしがち(残念ながらそれ以外は聞かない人が多い)ですから、convict のように名詞と動詞で発音(強勢位置)が異なるものは、語義の問題だけでなく、発音の問題にも関係するかと思います。

      • #390 返信
        西垣浩二(三省堂)
        ゲスト

        ご質問ありがとうございます。基本的には,品詞毎の提示順については,基本的には頻度を重視しつつも,意味の流れなど学習上の力点が別途ある場合は,それも加味して判断しております。

        convictについてですが,三省堂で編集用に用いているインハウスコーパスを検索しても,動詞の頻度は(分詞形容詞的な名詞を修飾する用法も含めば)全体の9割以上になり,学習的な重要度から動詞を前にしているものと思います。

        今回シンポジウムで引用した学習辞典(『研究社英和中5版』『グローバル英和初版』『ウィズダム英和4版』『ジーニアス英和6版』『オーレックス英和2版』)のいずれも,動詞→名詞の順の提示になっております。学習英語辞典の場合は,かなり古くからこういった実態を意識した提示となっているようで,手許にあるOALDの前身である開拓社版のThe Advanced Learner’s Dict. of Current Englishや,LDOCEの第2版においてもこの順となっております。古い英和辞典を見てみましたが,1939年の『クラウン英和辞典』,1967年の『研究社英和中辞典 初版』においても,既に動詞→名詞の順の提示になっています。

        ただ,これも歴史ある英語辞典であるCOD(Concise Oxford Dict.)では,名詞→動詞の順で提示されていたものを,1990年の第8版で動詞→名詞に改められています。これは,確かなことは申せませんが,おそらくもともとは派生関係を重視していたためかと思われます。

        発音やアクセントについては,品詞毎にことなるものもあり厄介ですよね。弊社のウィズダムなどでは,品詞毎に棒見出しの後に発音記号を入れてあり,Cランク以上の重要語では,headwordに続く発音記号の直後に(! 【動】と【名】で発音・強勢が異なるので注意)のような注記を入れ,注意を促しています。

    • #380 返信
      徳永和博
      ゲスト

      松井先生がいらっしゃいますので、法助動詞couldの記述に関してお話をお聞きしたいです。

      • #395 返信
        松井孝志
        ゲスト

        シンポジウムの場でこのリクエストにお答えできず、失礼しました。
        「私に」ということですので、couldの用法のうち、私が「現実味のcould」と呼んでいるもので、主として肯定文で用いられるものに関する回答をお望みかと思います。
        可能性を表すcouldは、学習参考書では「仮定法」に由来するものとして扱われることが多く、英和辞典でも、「可能性を控え目に言う」という注記や、訳語に「ひょっとしたら」という修飾語をつけているものが見られます。
        ところが、実際に使われている例を見ると、話者は全然「控え目」ではなく、ひょっとしない事例を取り上げ、むしろ「切実な」ものを感じることがあります。
        ソーシャルメディアの英語ニュースで比較的近年のものでは、
        observer/status/1605997372089196544
        nytimes/status/1642210876005535745
        japantimes/status/1652826610842714112
        NatGeo/status/1696587268826321084
        (以上全ての冒頭に「https://twitter.com/」を付けてアクセスしてください。このフォーラムの仕様により、1つのメッセージ内に複数件のURLを書くことができないための措置です。)
        で見られるcouldは現在、またはこれからの可能性を、話者が「現実味」をもって捉えているものと言えるでしょう。

        canをcouldにすることで「距離」が出来、話者の「控え目」な心的態度を表す、とか、命題との「距離」を取ることで、「より低い」可能性の査定であることを表す、という説明では十分ではないように感じています。

        COBUILDのコーパスは辞書を作るだけでなく、文法の記述にも使われているので、同じデータからのスピンオフだとは思うのですが、COBUILDのUsageの第4版(2019年)では、
        9. possibility: the present and the future
        Could and can are used to talk about possibility in the present or future.
        You use could to say that there is a possibility that something is or will be true.
        という解説に続いて
        Don’t eat it. It could be a toadstool.
        He was jailed in February, and could be released next year.
        という用例でcouldを取り上げています(p.104)。ここには「控え目」とか「低い可能性」といった注記はありません。
        一方、COBUILDの辞書(第9版;2018年)では、
        4. MODALYou use could to indicate that something is possibly true, or that it may possibly happen.
        Doctors told him the disease could have been caused by years of working in smokey clubs.
        An improvement in living standards could be years away.
        という記述で、possiblyという一般には「低い可能性」を表す副詞が使われています。

        個人的には、canの持つ「潜在性」で、「頭の中にあった可能性」が、couldを選択することで「身体に降りてくる」。また、同じ可能性の査定や心的態度の表明でも、mayやmightでは、常にmay notやmight not がその裏に感じられるので、couldを選択することで、プラスの査定の方だけを取り上げて、話者が自分で持つ現実味を、聞き手・読み手と共有したい、という捉え方をしているのですが、そういった実感はやはり、実例をその前後とのつながりや、やり取りの中で精査していくことでしか確かめられないので、コーパスでの検索でcouldが使われている例を集めたその先の扱いが難しい部分なのだと思います。

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